皮膚にできる水虫に対して、爪にできる水虫を爪水虫、または爪白癬と呼びます。爪水虫はその多くは皮膚にできた水虫が爪に感染することで発症します。ただこの爪水虫はかなり厄介です。

皮膚にできる水虫のおおもとは白癬菌という菌が皮膚に住み着き、増殖することで発症します。強い痒みや皮膚のただれ、赤み、ぱっくり割れなどが主な症状です。(かかとにできると痒みは感じないことがあります)

原因が水虫菌なので治療はこの菌を退治し、皮膚が再生してくるのを待ちます。皮膚は再生が早いので、1~2週間でかゆみなどの症状がなくなり、1か月くらいすれば綺麗な皮膚になっているでしょう。もちろん、毎日患部を清潔にし、綺麗な状態で薬を塗り続けることは必須です。患部より広い範囲に塗ることがポイントです。

皮膚自体は1か月ほどで良くなりますが、その後さらに1~3か月は塗り続けます。それは皮膚の中に殺菌しきれていない水虫菌が存在しているから。何度も水虫を繰り返している人は、この隠れている水虫菌の退治まで行っていないからです。なので、よほど広範囲に広がったり、歩けないくらい悪化していない限りは、皮膚の水虫は市販薬で十分対応可能です。

で、厄介なのが爪水虫。多くは皮膚の水虫を体験してから爪水虫になります。これも皮膚に存在する水虫菌をしっかりと退治しきれなかったことで、菌が爪に移動し、爪の内部で繁殖してしまうことで発症します。

爪水虫は非常に厄介で、一般的な市販の水虫薬は効きません。市販の水虫薬は、菌を退治する力はありますが、爪の内部に薬が浸透しないため、直接退治できないのです。

足の爪は歩行のために必要不可欠ですし、指を守ってくれてもいます。でもこの時ばかりは水虫菌を守ってしまうことになるのです。なので、爪水虫になったら皮膚科で内服薬を処方してもらい治療します。

ただし、内服薬は体に影響があり、副作用が出やすい薬でもあります。体内から白癬菌という真菌を退治するような薬ですから、悪影響も出やすいです。特に肝臓への負担は大きいです。しかし、この内服薬こそが爪水虫の治療には1番効果的です。

内服薬を使う前には血液検査を行います。体が健康な人はそのまま内服薬での治療を開始しますが、そうでない場合は外用剤(塗り薬)を使います。外用剤は内服薬とは異なり、ピンポイントで爪に塗るので副作用が出ることはほとんどありません。出たとしても爪の周りの皮膚くらいで、内服薬のように臓器に対する悪影響は気になりません。

ただ残念なのが、内服薬と比べるとかなり効果が落ちる点です。もちろん外用剤でも完治する人はいますが、内服薬のような鋭い効き目がないのが現状です。

もう1つの手段としてはレーザー治療があります。ただレーザー治療は機械を設置している病院やクリニックでしか受けられない治療であること、保険が効かないのでかなり高額になることもあり得ます。レーザー治療は始める前に費用を必ず確認しておくことが大事。自由診療なので病院によってかなり差があります。費用面の問題さえクリアできれば、体に負担はないですし、治療効果も高いと言われています。

このように爪水虫は1度なってしまうと治すのに相当手間がかかります。爪水虫は自覚症状がなくいつの間にか発症していたという症状です。特に皮膚に水虫がある人は、患部より広く薬を塗り、爪と皮膚の境い目にも薬を塗っておくことで爪への感染を防ぐようにしましょう。

もし爪に白い濁りなどが見え始めたら、爪水虫に感染している可能性があります。水虫かどうかは皮膚科で顕微鏡検査をしないと断定できません。医師であっても見た目だけでは判断できないのですから、私たち素人が見て解るものではありません。できる限り早く皮膚科に行くことが望まれます。

どうしても病院に行けない、行きたくないという人は、爪水虫の治療薬ではありませんが、足の爪のトラブルに特化したネイル用品も販売しています。爪の内部に浸透できる商品はほとんどないので選択肢はありませんが、ネイルケアの一環として使用してみるにはいいかもしれません。爪のにごりや変色が良くなったという口コミが結構多いので、何もしないよりはやってみるのもいいでしょう。

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